都市部の古いズンドウ型木造二階建て・・・に関する記事

質問
都市部の古いズンドウ型木造二階建て住宅は、 大地震が来たら危険だということが、阪神ーで知りました。( 阪神ーの死者の85%圧死) メディアや政府の地震対策ですが、帰宅困難者や家具の据付け、3日分の食料準備云々より、 「危険な住宅に住んでる人は地震が来たら早く外に出ましょう」と言わないのですか?

回答
死んだ人間の声よりも、生き残り不便を感じる人間の声の方が大きいからだと思います。 1981年の6月に建築基準法が大きく改正され、耐震基準が厳しくなりました。この基準よりも古い建物の場合、おおきな地震で倒壊をする可能性が高くなっています。兵庫県南部地震でも、倒壊した建物の多くはこの基準を満たしていない建物だったようです。 一方地震対策を行う際の優先順位としては、「1.建物の耐震補強」「2.家具の固定、ガラスなどの飛散防止」「3.防災グッズの備蓄」が考えられます。3日分の食料は、タンスに潰されて大けがをしたり、自宅が倒壊して圧死した場合には役に立たないからです。ご指摘の通り、古い木造住宅に住んでいる方の場合には、水や食糧の備蓄より前に、地震で即死しないことを考える必要があります。 が、大地震の後にマスコミが避難所でインタビューをするのは、即死しなかった方です。そういった方々は、「水が必要だ」「トイレが足りない」「家族でおにぎり一つしか食べてない」という声を上げます。どれも正論で、きわめて正しいことです。が、本当に耳を傾けるべきは、地震で即死した方々の声であるはずです。 もしマスコミが、死者にインタビューをできたとしたら、「早く飛び出せ」とか、「ケチらず柱を補強しておけ」とか、「タンスの前で寝るな」とか、そういった声が多く聞こえるはずです。故に、ご指摘のような「危険な住宅に住んでる人は地震が来たら早く外に出ましょう」という対策があまり報道されないのではないでしょうか。こうした疑問を持たれることは素晴らしいことです、ぜひ地震対策の優先順位を考え直し、かつ多くの方に広めて頂ければ幸いです。

出典:Yahoo!知恵袋

おすすめリンク

カテゴリ一覧