スギ花粉症の原因となる杉は必要ある・・・に関する記事
質問
スギ花粉症の原因となる杉は必要あるの? 資源目的の杉は全部伐採して欲しい!なぜ国民はおとなしく杉の被害を受け入れているのですか?その昔国内の木材が不足したので、成長が早い杉を多く植林したと聞いたことがあります。現在の日本に杉って必要なのですか?極端に減らすべきだと思います。縄文杉や日光の杉並木など歴史的文化的価値があるものは除外します。勿論短期間で伐採しろ言いません。長期計画で環境に影響が少ない配慮をして杉以外の樹木にシフトするべきだと思う。【杉はどんなモノに加工されるのですか?杉以外で代用できませか?】杉がなければ日本は破綻しますか?【木材目的ならば、高価で取引される杉以外の樹木で良いのでは?】取引価格が高い、別の樹木を植えたのでは林業の人は生活できないのかな?杉より利益率が高い木材を植えればいいのでは? 杉以外を選択すると林業は破綻するのですか?【自然界で杉は何の目的でこんなに国内にあるの?植林される前はこんなに杉って存在してないですよね?】山に木がなければ、・土砂災害が発生して人家が損壊する・河川海などに土砂が混じり水産資源が減る・山に貯水しない・大気のガス交換くらいはわかるのですが、杉以外でもよさそうだよね。杉だけが著名に根が強く地盤を安定させるようには思えない。ガス交換率は針葉樹より広葉樹の方か効率的な気がする。でも寒冷地で針葉樹の方が繁殖しやすいのかな?あくまで想像ですので、具体的な指摘あれば教えてください。そもそも杉って人間が植林する前は、どれくらいの割合で存在したのだろう?【スギ所有者にペナルティーを与えて欲しいと思いませんか?】スギ花粉病で多くの税金(医療費)が浪費されています。日本経済の損失は3700億円、個人負担は月平均18500円だとメディアで報道されていました。国民の健康と経済被害があるのに、なぜ杉を商用利用している所有者にペナルティがないのか不思議です。例えば、工場は煙や廃液などは無害化または軽減化することが義務付けられています。これに違反し、公害を与えればペナルティーが課されますよね。なので杉を売った者、またそれを購入した者は、スギ課税を払い花粉症で使われる医療費の特定財源にすればいいのではないかと思います。花粉対策してないで、根源からたたないとダメでしょ!被害者が対策して、加害者がのさばっているのはおかしいぞ。国と林業を提訴した人は、過去にいますか?最後にこんなに杉に対して書き込みましたが、私はスギ花粉症ではありません
回答
現在の日本では、たぶん杉(檜も)が存在しなくても破綻はしないでしょう。そもそも、こんなに花粉症患者が多くなってしまったのは、杉や檜が多すぎるから。種の保存という意味では、ある程度存在しなければならないでしょうが、度が過ぎている状態です。これは、戦後の高度経済成長の時代に、日本の気候に一番適している、成長が早い、建築資材として使いやすいなどの点から、雑木林を伐採し、杉に植え替えられていきました。しかし、時代は変わり、木材の大半を輸入に頼るようになった今では、杉林はほとんどお荷物に近い状態です。しかも、杉は30〜50年ほどで成熟し、子孫を残すために大量の花粉を飛散させます。高度成長時代に植えられた杉はちょうど成熟期に達しており、毎年大量の花粉を飛散させて国民を悩ませています。杉は檜に比べると木目が粗く強度も弱く、美観も檜ほどすぐれていないため、建築資材としては劣り、残念ながら檜ほどの利用価値はありません。枝打ちなどの森林管理によって花粉飛散はずいぶん減らせるそうですが、費用が見合わないため、杉林は放置され、荒れているのが現状です。杉林が多いのは、土地の所有者の責任というよりも、国の責任です。国が植え替えの費用補助や杉利用を奨励する等の措置を行わない限りは、劇的な解決にはつながりません。事実上”負の遺産”となっている林は、元々その土地にあった雑木林などの姿に戻してあげるのが、生態系にとっても一番自然なのかもしれません。(それはそれでお金が掛かるという意見はありますが・・・)ちなみに、CO2削減という観点では夏の活動期には広葉樹が勝っているのですが、落葉樹は冬になると光合成を行わないため、一長一短があります(もちろん、針葉樹にも冬に葉を落とす種類は存在しますが)。なお、杉や檜の場合、成熟期に達すると、光合成でのCO2削減効果はほとんど見込めず、逆に、呼吸によるCO2排出の方が多くなるというデータもあります。
出典:Yahoo!知恵袋
おすすめリンク